ぴーかん☀ノート

日々出合ったできごとで感じたことなどをつづります

好きなものをノートに採集するだけで、本当の自分が見えてくる!?

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好きなものをノートに書きつづって、コレクションするだけ。
日記よりも簡単なそんな方法で、本当の自分が見えてくるんですね。
 
そんな気にさせられたのが、NHKの“暮らしの道具の使い方”でした。
文筆家の甲斐みのりさんのお宅を訪問し、彼女の生活から“好き”をベースにした暮らしぶりを拝見する番組でした。
 
甲斐さんのご自宅には、森の図書館のような本棚があり、本がいかに生活の中で欠かせないものなのが想像がつきます。でも、本に対する愛情が背表紙を見ていてもわかるような、ほんの置き方を見るだけでも生活の隅々にまで甲斐さんの感性が行き届いている好ましさを感じました。
 
甲斐さんの暮らしの中でも一番気になったのは、“好きなもの採集ノート”でした。
 
好きなことをひたすら1冊のノートに書いていく、それだけのことなのですが、このお話を聞いているうちに、これはかなり物事の本質をついていると感じました。
 
甲斐さんがこのノートを書き始めたときは、精神的な悩みを抱えていて、自分を認めたいという気持ちが強かった時期だったようです。特に目的があって書き始めたのではないのでしょうが、書いていくうちに自己肯定感が芽生えてきたとのこと。
 
それは、「こんなに好きなものがいっぱいあるから大丈夫」という自分を認める気持ち。
 
好きなものをたくさん持っていると、人の好きなものも認められるんですね。そして、ものごとを肯定的に見る力がついてきます。
 
街に出て人と会っても、あれもこれも嫌という、嫌なものに意識を向けるのではなく、ここがいい、あそこがいいという見方を習慣づけると、自分の見方を加点法にすることができ、マイナスな感情が減っていく、と甲斐さんは話していました。
 
彼女はすでに、何冊もの“好きなものノート”をつけているのですが、そのノートの選び方やノートの中の文字のかたち、ノートの空白のバランスまで、彼女の感性で溢れています。
(たぶん文字は鉛筆で書かれていたような・・)
 
甲斐さんの、とてもゆっくりとした穏やかな話し方の中に、深く悩んだ時期を“好きなものをノートに採集する”という行為で乗り越えることができた力強さを感じました。
 

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街歩きのポイントも番組の中で教えてくれました。
それは、“今日のテーマ”を決めて歩くこと。
どういうことかと言うと、今日は動物をテーマにしよう、と決めたら、ひたすら動物に関するモチーフを街中で探しまくるのです。
 
それが小さなパン屋さんで見つけたクマのクッキーであったり、喫茶店の黒猫の看板であったり。
自分が「動物」に意識を持っていると、街を歩いているだけで多分、動物の方から目に入って来るでしょう。
 
そして、そのモチーフをスマホなどで撮っておきます。
そのあとは、SNSで発信するなり、インスタの非公開のアルバムにコレクションしたり、と自由に取り扱うことができます。
 
 
要は、人がつけた星の数(評価)を信じてどこかに出かけたり、何かを選ぶのでなく、自分の星を探して街を歩いたり、ものを見るようにしたい、ということなんですね。
そうやって、気持ちをちょっと変えるだけで、自分の住む町や訪れる場所が楽しく見えてくるのです。
 
好きなものノート、という響きは“おんなの子”なら誰でもワクワクしそうなときめきを感じさせますが、きっとこれは続けていくうちにとてつもなく大きな変化を自分にもたらすような予感がします。
 
私も“好きなもの採集ノート”、始めることにします!